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アロマテラピー

『自己責任使用がアロマの大原則』精油の禁忌と芳香成分類と薬理作用

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精油の使用で一番大事!危険性も理解しましょう

エッセンシャルオイルには危険な作用もあるため使用方法と併せて注意が必要です。

  1. 同じ精油を同じ方が使用でも体調等により作用の度合いが異なります
  2. 精油によっては使ってはいけない方(禁忌などがある方)もいます
  3. 精油に含有される芳香成分ごとにそれぞれ特有の作用があります
  4. 同じ精油を使用しても作用の度合いに個人差があります
  5. どの精油でも劣化したら人体に悪影響を及ぼします
  6. 精油の点眼や専門家以外の原液使用は厳禁です

ペットとアロマテラピー

ペットにもアロマトリートメントは有益で、ペットの飼い主のストレスの緩和や

コミュニケーションを兼ねて犬にアロマトリートメントなども人気です。

しかし猫に対してアロマは良くないという事例があります。

猫の身体に精油がついていた場合、毛づくろいの際にアロマ精油を舐めた場合の

危険性を懸念してもありますが、部屋に香りを漂わせることも

危険だと言う説もあります。

ペットに対してのアロマ精油の使用も『自己責任』です!

犬には大丈夫ですが猫にアロマは危険です!

猫は、人間や犬と身体の構造が異なるので、柑橘系やすっきり爽やかめな香りの

精油に多く含有される「モノテルペン炭化水素類」が代謝できません。

また、人間に対しても肌などへの刺激が強く使用量などに注意が必要と言われている

「フェノール類」や、神経毒性があるため同じく人間の妊婦やてんかんなどの

疾患がある方にも注意が必要と言われている「ケトン類」なども注意が

必要だと言われています。

人間とネコでは身体の機能が異なります

猫へのアロマトリートメントだけは絶対ダメ!

しかし、猫を飼っている方も精油を飼い主が一切使わないで生活をするほど

ナーバスになりすぎなくても大丈夫であるという説もあります。

精油の使用により猫が死亡したり身体に異常を引き起こしたり体調不良となった

事例では人体にも過度な影響を及ぼすほど、精油の使用量や使用時間などにも

多くの問題点があったという説が有力です。

「精油を使用しない=ストレス過多」とならないように注意

正しい知識をもって猫とのアロマライフを楽しみましょう

サイト管理人のリアル猫は現在も健康です!

精油やアロマテラピーに対しての知識がかなりある事が前提となる形にはなりますが

どの精油ならば猫に安全かなどや因果関係なども明らかにはされていません。

ネコとアロマ芳香浴を楽しむ時は以下に注意しましょう

  1. 使用する精油
  2. 使用時間
  3. 人間に使用するとき以上の換気

人間はアロマディフューザーを毎日使って大丈夫?

人間もディフューザーを用いて精油の芳香浴を連日行う事は良くないと言われています。

芳香浴だけでなく、その他の使用法も精油を一切使わない日を設けるなどする事も

大切ですし、刺激が強い精油はもちろんですが、そうでない精油でも

同一の精油を長期間使用することも厳禁だと言われています。

精油の芳香分子は、呼吸器から血液を介して体内に行きわたるルートもあるため

アロマの使用に関わらず、合成商品の使用も含めて、特に密室での生活空間の

空気環境は留意することが人体に対しても心身の健康と安全に繋がります。

是非、精油の化学、禁忌、人体の機能についても学ぶことで心身に対して

より安全に効果的に精油を活用することができます。

アロマテラピーを安全に活用するためには以下も大切です

  1. 精油の正しい使い方・購入方法の知識と実践
  2. 精油ごとの作用に対して(精油の化学)の知識
  3. 人体などの機能や病気についての知識

主な禁忌や注意事項

  • 飲酒後や激しい運動後、車の運転中などの使用について
  • 服薬中、予防等の接種後の使用について
  • 原液塗布や適性な希釈濃度について
  • 光感作作用(光毒性作用)について
  • 同じ精油の継続使用について

  • 妊婦、授乳中の経産婦などの方
  • ホルモン依存系疾患がある方
  • 癌疾患などの既往症がある方
  • アレルギーをお持ちの方
  • 乳幼児の方や高齢の方
  • てんかんをお持ちの方
  • 発熱などの病気中の方

上記の禁忌や注意事項は精油ごとに異なるので確認しましょう

精油の化学を学ぶことで理解を深められます

香りの系統別・禁忌等がなく使いやすい精油13選

【グリーン系】 『シトロネラ』

【シトラス系】 『イランイラン』、『マンダリン』

【ハーバル系】 『スパイクナード』、『ゼラニウム・エジプト』、『フランキンセンス』

        『ラベンダー・アングスティフォリア』、『ローズウッド』

        『ユーカリ・ラディアタ』

【バルサム系】 『ジュニパー』、『ブラックスプルース』

【フローラル系】『イランイラン』『ローズ』

その時に心身が求めている精油を良い香りだと感じるそうです!

他にも禁忌がないアロマ精油は沢山あるので調べてみてね

精油の化学と作用を学ぶってどんな感じ?

「モノテルペン炭化水素類」や「フェノール類」など耳慣れない芳香成分類名が

出てきてきましたが、アロマの化学の世界では

『タイム・チモール』油は「チモール」という芳香分子を含有していて

「チモール」は「フェノール油」という芳香成分類に属していて

「チモール特有の作用」は〇〇作用や〇〇作用などがあって

更に「フェノール類特有の作用」は△△作用などがある。

と、いう形で精油1本1本に対して体系的に覚えていく形が一般的であり

それらを覚える事が安全に使用する事に繋がります。

少し難しいけれど、はまる方はトコトンはまる精油の化学

サイト管理人はコレが楽しくてアロマを続けています

また、書籍に記載されている効能はこの成分にこの作用があるためかと気付き

人体の仕組みと併せて考えることで説得力を持つ理由に繋がります。

更には「こういう作用を期待して今日はこの精油をブレンドしよう」という発想に

楽しみと豊かさを深める重要なエッセンスにもなります。

化学を学ぶとアロマをより実用的に楽しめるようになります

メディカルアロマの醍醐味はココだと思っています

主な芳香成分類と主な薬理作用

  • モノテルペン炭化水素類・・・・うっ滞除去作用、抗炎症作用など
  • モノテルペンアルコール類・・・免疫調整作用、抗菌作用など
  • セスキテルペンアルコール類・・ホルモン様作用、うっ血除去作用など
  • ジテルペンアルコール類・・・・エストロゲン様作用、刺激作用など
  • エステル類・・・・・・・・・・神経バランス回復作用、血圧降下作用など
  • 酸化物類・・・・・・・・・・・免疫調整作用、抗ウイルス作用など
  • ケトン類・・・・・・・・・・・脂肪溶解作用、瘢痕形成作用など
  • フェノール類・・・・・・・・・刺激作用、麻酔作用など

上記以外にも、『芳香成分類ごとの特有の作用』は多数あります

『芳香成分類』は他にも存在します

特に注意が必要と有名な芳香分子3選(順不同)

  1. スクラレオール(ジテルペンアルコール類)・・・『クラリセージ』油に含有

    通経作用があり流産の可能性などがあります

 

  1. フロクマリン類(ラクトン類)・・・・・・・・・『グレープフルーツ』油などに含有

    光毒性作用があり、塗布後に直射日光にあたるとシミができる可能性があります

  1. チモール(フェノール類)・・・・・・・・・・・『タイム・チモール』油などに含有

    刺激作用があり、肌荒れを引き起こす可能性があります

他にも沢山あるのでしっかり覚えて安全に精油を活用しましょう

芳香分子には、悪い作用だけでなく良い作用もあります

【再確認!】安全に使用するために注意確認すること

  • 精油の品質や使用期限(開封した時からも劣化が始まります)
  • 妊娠中や癌疾患などの既往症や体調不良などの有無
  • 使用する方の年齢や服薬している薬などへの考慮
  • 安全な使用方法や使用量、使用可能期間など
  • 禁忌や注意事項など
  • 精油ごとの作用

『自己責任使用』なので、ご自身で調べることも大切です

不安な場合は、医師や専門家に相談すると安全です

『手作りアロマスプレー』や『手作りアロマハーブ化粧品』などの

製造・販売は禁止されています。(許可が必要です)

作成物は個人で楽しみましょう。

禁忌・使用法だけでなく関連法規にも注意してね

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