高品質&高機能精油の購入方法『アロマオイル』という類似表現に注意
アロマ系既製商品と天然のアロマ精油の違い
最近では、アロマの香りの柔軟剤やなどという表現や広告もありますが
「芳香=良い香り」という意味であるため、それらの表現も
薬機法(旧薬事法)などに抵触するなどではありません。
医薬品・医薬部外品・薬用化粧品・化粧品などの広告訴求等の表現と
『薬機法(旧薬事法)』は関わりが深く、「治る」と言い切って良いのは
国から効果効能が認められた薬のみだと言われています。
アロマテラピーの認知度も高まり、アロマに詳しい方でなくても
「プチグレン」と言えば寝られない時や悲しい時などに
用いることで、穏やかな眠りを促し心地よく寝られる
というイメージも定着してきています。
「プチグレンの香りのアロマ柔軟剤」は、『プチグレン』のような香りがしても
『プチグレン』油と同様に「誘眠作用」や「神経バランス回復作用」などの
心身への作用はありません。
『天然精油』と『合成香料』は香りが似ていても違います!
様々な心身への作用は、芳香分子の集合体である精油の特有の作用となります。
品質の高い高機能な精油を見分るポイント!
- 科名や含有成分などが記載された成分表の有無
- 箱などに抽出部位や産地などの記載の有無
- 製造年月や消費期限などの記載の有無
- 100%天然の植物由来の可否
- オーガニック表記等の可否
- 瓶や箱に学名記載の有無
- 遮光瓶に入っている
メーカーにより同じ精油でも精油の香り等が異なる事もあります
100円程度では精油は買えないので専門店等で買ってね
『精油』=『エッセンシャルオイル』=『アロマ精油』
アロマテラピーを利用する際や、友人や家族との会話や、自分の心の中での声として
「今日は何のアロマを使おうかな?」「あなたはどのアロマが好き?」という
言葉を利用されることも多々あるかと思います。
この一連の流れでいうアロマとは、品質を保持し劣化を防ぐために透明ではない
茶色などの色付きの遮光瓶に入った天然植物の特定部位から抽出された
芳香分子の集合体である液体である『精油』の事です。
『エッセンシャルオイル』は貴重なオイルという意味から命名!
『精油』は「アロマオイル」と表現されることもありますが混乱を招く
可能性もあるため、私は『アロマ精油』表現しています。
100%天然の芳香成分で構成された精油は混入物がゼロです
精油には【薬理作用】があります
?100%天然な精油には禁忌がある場合もあるので注意→【5】
「フレグランスオイル」は『精油』ではありません!
合成香料の「フレグランスオイル」や、合成香料で香りを似せて作られた「オイル」や
「精油を何かで薄めたオイル」なども『アロマオイル』と表示の上販売されています。
上記の製品と『精油』では、心身への作用も使用方法も異なるため注意が必要です。
『学名』が記載されていないものは『精油』ではありません!
添付された『成分表』で混入物の有無がわかります
「100%天然の精油」と「合成香料」の違い
『プチグレン』油と似たような香りになるように「香りを化学合成」されたものは
「プチグレンの香りのアロマ柔軟剤」として販売されることがあります。
香りは、大脳新皮質を経由せずに、海馬のある大脳辺縁系に直接伝わることから
『プチグレン』油を用いた時の「良く寝られた、心が穏やかになった」という
過去の実体験が頭の中によぎり商品に良いイメージと付加価値が生まれます。
合成香料は、植物や香りの印象によるラグジュアリー感などを
楽しむ形のものとなります。
植物由来ではない合成香料には薬理作用はありません!
「化学合成」されたものは、全てが悪いの?
必ずしも合成が悪い訳でなく天然より合成の方が良い場合もあります。
例えば化粧品ですが、手作りアロマコスメとしてアロマ精油(エッセンシャルオイル)を
用いた場合は、自分の肌や香りの好みなどに合わせて、精油の作用などを踏まえて
テクスチャ―や分量などもカスタマイズできるというメリットなどもあります。
しかし、精油などを用いた手作りコスメの多くは調合した精油によるシナジー効果や
肌への刺激等に対して未知数な要素が多々あります。
手作りアロマコスメの成分や作用分析は素人では無理!
前回と同じ精油や基材を用いるレシピで同じ要領で作成をした場合でも
精油を開封した時期が異なるため同じものを作る事は不可能です。
そのため、肌に安定した効果を求めることは難しくなります。
また、精油は開封した日から、手作りコスメも作成完成した時から劣化が進みます。
そのため1~3日で使い切れるような量の作成が理想的です。
手作りアロマコスメは良いことも多いけれど、難しい!
化学合成化粧品ついては比較的長い期間研究されてから商品化や販売がされます。
肌に与える影響の症例の多さという点などで安全に安心して使用できます。
市販の化粧品は防腐剤が入っているので製造日から比較的長い時間が経っていても
肌トラブルを引き起こさずに使用できます。
ライフスタイルや目的に合わせて使い分けましょう!
「アロマファンに根強い人気の精油メーカー」3選
- 『ニールズヤードレメディーズ』/イギリス・アロマスクールやアロマサロンも展開
- 『プリマヴェーラ』/ドイツ・・・・・・・・精油だけでなくアロマコスメなども充実
- 『ロバートティスランド』/イギリス・・・・アロマ研究のパイオニアの名前のメーカー
(あいうえお順・高品質でオススメ)
1990年代後半に日本でアロマが広まり始めた頃から人気です
「初めて〇〇するなら、この精油メーカー!」3選
- 『生活の木』/日本・・・・・「検定対応精油セット(少量10種の精油セット)×2種有
- 『フロリハナ』/フランス・・日本の企業経由で買うより個人輸入をした方が安いです
- 『プラナロム』/ベルギー・・分析表に残留農薬の記載有メディカルアロマとして人気
(あいうえお順・高品質でオススメ)
「少しづつ色々な精油を試してみたいなら」
「個人輸入に挑戦するなら」
「メディカルグレードなら」で選んでみました!
精油メーカーを最小容量と1滴あたりの値段で比較
精油の1滴(1ドロップ)は0.05㎖、1㎖で20滴
- 『フロリハナ』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最小販売容量5㎖/1滴17円
- 『ロバートティスランド』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9㎖/1滴17円
- 『プラナロム』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10㎖/1滴21円
- 『生活の木』(オーガニックが対象・検定セット除く)・・・・・・・・3㎖/1滴22円
- 『ニールズヤードレメディーズ』・・・・・・・・・・・・・・・・・5㎖/1滴28円
- 『プリマヴェーラ』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5㎖/1滴29円
(1滴あたりが低価格順)
柑橘系のアロマ精油は開封から6か月以内が使用期限です
他のアロマ精油は1年以内に使い切りましょう
未開封なら製造年月から3年弱が消費期限です
アロマやハーブは『自己責任での使用が原則』です
精油には薬理作用だけでなく禁忌や注意を要するものもあります。
期待する作用を発揮させるためにも精油や人体の勉強をしよう!
特に妊娠中や服薬中の方などは医師や専門家に相談すると安全
?『自己責任使用』なので精油の作用や危険性を知ることが大事→【8】【9】
スポンサーリンク